#010 有限会社ロードハウス

カスタムパーツ取り付けや、カスタマイズを施した三菱車の新車コンプリートカー販売などを行っている「ロードハウス」(越谷市・島根亨代表)。全国に向けて販売展開を行なっているオリジナルパーツブランド「KADDIS(カディス)」の存在によって、全国にファンを増やし続けています。

今年1月幕張で行われ3日間で24万人が来場した世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」では、同社が展示したKADDIS XTREME DELICA D:5がドレスアップ・SUV部門の優秀賞を受賞。来場者投票によって選出された受賞によりKADDISの人気が裏付けされました。

同社の守浩之ゼネラルマネージャーに話を聞きました。

―貴社の強みは。
少数精鋭のスタッフで、「あれがあったらいいな」というカスタムパーツを開発し続けています。また、三菱車の新車コンプリートカー販売を行っているところは、たぶん全国にも数社しかないと思います。先日も山口県から「KADDISのデリカD:5が欲しい」という電話をいただいた方に納車させていただきました。

―カスタムパーツの人気トレンドの変化は
デリカD:5に乗っている方の嗜好については日々勉強しています。流行に乗るのではなくて、私たちから流行を生み出したいと思っています。

最近人気なのはランプ系です。5年前に発売した「ルーフマーカーランプ」が、現在ではお客様を待たせてしまうぐらいの売れ行きです。北海道から沖縄まで引き合いがあります。

昨年夏にタイで行われたアジアクロスカントリーラリーで、チーム三菱ラリーアートが売り出し中のトライトンで参戦したのですが、サポートカーとして走ったデリカD:5にKADDISの「ルーフマーカーランプ」が装備されたんです。それをきっかけに広まったのが大きかったようです。流行りすたりがないのが、フロントフォグランプですね。

―しっかりと車検をクリアするカスタマイズだと伺いました。
はい。コンプリートカーにしても保安基準に沿って車検対応した車を販売しています。一般には知られていないかもしれませんが、車検は毎年細かい部分で規制が強化されたり緩和されたりの変更がたくさんあるんです。。ですから私たちは車検検査員にしっかりと確認し、お客様に迷惑がかからない間違いのない作業を行います。

-ホームページのPR効果などについて聞かせてください
SNSもやっていますし、イベントなどで全国各地にも出向きますから、何かひとつこれが効果あるとは言えません。イベント会場で「インスタ見たよ」と声をかけていただくことはあります。問い合わせは電話と、ホームページからのメール、ECサイトなどです。

今後は動画公開に力を入れたいと思っています。

【有限会社ロードハウス】
■ロードハウスサイト
https://roadhouse.co.jp/