
第104回全国高校サッカー選手権は、各都道府県代表が決まり17日に組み合わせ抽選会が都内で行われました。サッカー少年の憧れ、決勝は1月12日の国立競技場です。
さて、準決勝までは東京、神奈川、埼玉、千葉の複数の会場で行われますが、毎年各会場で大会応援グッズが販売されて人気を呼んでいます。
一番人気は「タオルマフラー」。首に巻いたり応援にあわせて振り回したりと、Jリーグでも定番の応援アイテムです。出場校名入りのタオルマフラーは、各校のユニフォーム柄やカラーリングを模したデザインでECサイトで高額転売されるほどの売れ行き商品になっています。

このタオルマフラーの制作を担当しているのが、埼玉県川越市にあるノベルティ制作会社のサイボークリエイト。タオルやアクリルスタンドなど、「推し活アイテム」を小ロット短納期で請負う体制を強化し事業を拡大してきました。下請け制作を行う一方で、高校サッカー選手権以外にも一部プロ野球チームなどからの直接請負いも増えているそうです。
高校サッカー選手権の決勝用のタオルマフラーは、準決勝が終了して対戦カードが決まった瞬間から、制作を急ピッチでスタート、翌々日に納品というタイトなスケジュールです。
デザイン、生産、出荷、納品。工程管理のリーダーは「時間との勝負。社内連携が肝心です」と語る石原佑治さん(営業2部課長兼工場長)です。

「急な判断や修正が必要な状況で力を発揮してくれるメンバーたちです。このメンバーとなら食べ物と生き物以外はなんでもやれます」(石原さん)
ノベルティ制作の現場を知る経験豊富な転職組メンバーが多く在籍しているのは同社の大きな強み。30、40代が中心のメンバーの気負わず意見を交わせるフラットな空気感が活きているそうです。

最近は、動画やWebでの発信力強化に取り組み、営業現場でも活用され始めているようです。会社の強みを視覚的に伝えることで提案の幅が広がったそうです。
「もっと相談される会社になりたいですね。そのためにWEBサイトや動画、noteもどんどん発信していきたいと思います」 (石原さん)
サイボークリエイト株式会社
https://sbc.co.jp/
サイボークリエイト【note】
https://note.com/saibo_create
