
産業廃棄物処理と聞くと、多くの人が「3K(きつい・汚い・危険)」という言葉を思い浮かべるかもしれません。しかし、そのイメージの裏側には、私たちの生活に欠かせない社会インフラを支える人々の誇りと、温かい絆が存在しています。
株式会社アイエフ物流サービス(春日部市)は、その現実から目を背けることなく、「ありのまま」を伝える採用サイトを立ち上げました。広告が溢れる採用市場で、いかにして自社の「本当の魅力」を伝え、応募者とのミスマッチの解消を図ったのか。取締役業務部長の新城 俊也さんに話を伺いました。

「この仕事は、社会から決してなくなることのないライフラインの一部です。ですからその意義と誇りを社員一人ひとりが共有し、長く安心して働き続けられる職場環境を整え、良い人材を確保していかなければなりません。これまで求人広告を中心に採用活動を行ってきましたが、特にドライバー職は広告数が多く、どうしても埋もれてしまうという課題がありました。『見てもらえないと、そもそも土俵にすら上がれない』という状況でした」
同社が直面していたのは、多くの企業に共通する「伝わらない」という課題でした。応募者の多くはホームページを十分に読み込まず、条件面だけで応募を判断。その結果、業務理解が不十分なまま入社し、ミスマッチが生じていました。

「採用サイトの制作にあたり、週休3日制や短時間正社員制度の導入、また入社祝い金や給与前払いなど手厚い福利厚生といった他社に負けない強みももちろんアピールしました。ですが、それ以上に大切にしたかったのが、現場のリアルな空気感でした。撮影ではあえて台本を用意せず、社員たちの自然な言葉や表情をありのまま引き出せるよう要望しました」(新城さん)

スタッフインタビューに出演いただいた社員の吉田さんに話を伺いました。
「今回、スタッフインタビューの出演を受けて、改めて仕事への思いや楽しさを確認できた良い機会になりました。仲間とのつながりが良い会社だと勤務年数を重ねる度、その思いが強くなっています」
採用サイトが直接の志望動機だった事例はまだ少ないものの、事業を深く理解した上で応募する人は増え始めているようです。
株式会社アイエフ物流サービス リクルートサイト
https://if-log.co.jp/recruit/
【採用サイトパッケージプラン公式サイト】
https://saiyo-package.tabcode.co.jp/