#009 社会福祉法人アズパーク

先月公開の社会福祉法人アズパークの採用サイトでは、求職者に向けて働きやすい職場だと伝わるように動画を活用しました。サイトトップで流れる約30秒の動画と、3人の先輩社員インタビュー動画です。スマホでもサイトトップは大きく表示されるよう左右をトリミングし、インタビューは縦型にしました。

昨年夏、同法人牛島義公施設長からの相談は、「求人媒体に掲載しても思うような応募数にならないから、自前の採用サイトを作ってみたい」というものでした。それに対して当社からサイト構成と合わせて動画制作を提案。当初、職員の方がスマホで撮影して当社が編集を担当することが検討されましたが、最終的には撮影から編集まで一括してお請けすることになりました。

明るい職場の雰囲気をそのまま動画で

動画制作ディレクターのオリカワが同法人の運営する特別養護老人ホームに打合せ兼ロケハンで訪問したのは10月のことでした。

「牛島施設長からは、入居者にネイルを施している場面やカラオケを楽しんでいる場面など、撮影して欲しいカットをいくつか聞きました。職員の方は髪色もネイルもアクセサリーも自由で、入居者もそれらを受け入れている感じが伝わってきました。入居者がマクドナルドに行きたいと言えば一緒に行くこともあるとも聞いたりして、ちょっとびっくりしたのと同時に、この明るい職場の雰囲気を動画で表現したいなと思いました。」

施設は「ユニット型特養」という近年増えてきた新しいスタイルで、居室はプライバシーに配慮された完全個室。職員が入居者ひとりひとりに寄りそうようにケアしています。

撮影にあたって心掛けた点

撮影は12月。当日はオリカワとカメラマンと撮影アシスタント、そして営業担当の品田の4人で伺いました。撮影にあたって心がけた点をオリカワに聞きました。
「イメージ動画についてはまず、入居者の日常に邪魔にならないよう、人あたりの良いベテランのカメラマンに担当してもらい、フレキシブルに良い表情を捉えたいので三脚固定のカメラではなくジンバルを使った手持ち撮影にしました。それと、職員の方の顔から、楽しく働いている様子や入居者への優しい眼差しが伝わるように低い位置でカメラを回しました」

当日は「先輩社員インタビュー」も撮影。3人とも事前に伝えていた質問への回答をメモを読むことなく話してくれたそうです。
「話が盛り上がって撮影が延び気味になっちゃったくらいでした。楽しい職場の感じが伝わりますよね」(オリカワ)

撮影から約3週間で初校正

1月、撮影から約3週間で動画の初校正を提出しましたが、大変気に入っていただき、ワンシーンをカットしただけでほとんど修正はありませんでした。

さて公開して1か月。今後の採用の応募数に効果が出ることを楽しみにしています。

【社会福祉法人アズパーク】
■アズパーク採用サイト
https://michiai.jp/recruit
■アズパーク施設サイト
https://michiai.jp